はじめに
店舗でのキャッシュレス決済の普及は近年進んでいますが、導入にあたり検討すべき点も多くあります。
本ブログでは、Square社が提供する決済端末の種類やそれぞれの特徴、キャッシュレス決済導入のメリット、手数料や対応決済方式などの情報を紹介します。
店舗経営者の皆様に役立つ情報となっていますので、ぜひご一読ください。
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1. Square決済端末の3つのタイプ
Squareでは、店舗のニーズに応えるために、3種類の決済端末が用意されています。それぞれの端末には独自の特徴があり、用途や環境に応じて選択することができます。
以下では、各決済端末の概要をご紹介します。
1.1 Squareターミナル
オールインワン決済端末で、複数機能を搭載したモデルです。 Squareターミナルは、レシートプリンターが内蔵されており、スマートフォンやタブレットなしで単体で使用できるのが大きな特徴です。インターネット回線さえあれば、固定店舗でも移動式店舗でも対応できるため、幅広い業種での利用が期待できます。初期費用を一度支払うだけで、長期的に利用することができるため、コストパフォーマンスにも優れています。
1.2 Squareリーダー
持ち運びが簡単で、手軽にキャッシュレス決済ができるデバイスです。 手のひらサイズのSquareリーダーは、主にイベントや移動式店舗で使われる小型端末です。スマートフォンやタブレットとBluetoothで接続し、いつでもどこでも簡単にキャッシュレス決済を受け付けることができます。導入費用も非常に抑えられているため、初めてキャッシュレス決済を導入したい事業者にも最適です。
1.3 Squareスタンド
iPadを活用した高機能なPOSレジ端末です。
Squareスタンドはお手持ちのiPadを取り付けることで機能する決済端末です。大きな画面を利用して商品を選択でき、決済も容易に行えるため、店舗での快適な利用が可能です。また、コンセントから電源を取るスタイルのため、固定店舗には特に適しています。レシートプリンターやキャッシュドロワーと連携させることもでき、よりスムーズなレジ業務を実現します。
これらの3つの決済端末は、それぞれの利点を活かして、さまざまな業種や規模の店舗で利用されることを目的としています。
状況に応じて最適な選択を行うことで、キャッシュレス決済の導入をスムーズに進めることができるでしょう。
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2. 各決済端末の特徴と使い分け
Squareでは、ビジネスのニーズに応じて選べる3種類の決済端末を提供しています。それぞれの端末には異なる特徴があり、制約のない柔軟な選択肢が用意されています。
ここでは、各端末の詳細を見ていきましょう。
2.1 Squareターミナル
特徴:オールインワンで便利Squareターミナルは、シンプルで洗練されたデザインを持ったオールインワン決済端末です。この一台でレジ機能を完結させられ、レシートプリンターも内蔵されています。専用アプリを必要とせず、インターネット回線とSquareアカウントさえあればすぐに使用開始できます。店舗での実店舗販売だけでなく、オンラインでの決済も一元管理できるため、店舗の運営を楽にしてくれます。
2.2 Squareリーダー
特徴:持ち運び可能なコンパクトさSquareリーダーは、手のひらサイズのコンパクトな決済端末です。イベントや移動店舗など、様々な場所での使用に適しています。スマートフォンやタブレットとBluetoothで接続し、簡単にキャッシュレス決済を受け付けることができます。手軽にキャッシュレスを導入したいと考えている事業者にとって、非常に使い勝手の良い選択肢です。
2.3 Squareスタンド
特徴:iPadを利用した高機能POSSquareスタンドは、お手持ちのiPadを組み合わせて使用することで、機能豊富なPOSレジを作成できます。タッチ画面で商品を選択し、スムーズに決済手続きを行うことが可能です。10.2インチまたは10.5インチのiPadに対応しており、店舗のデザインとも調和しやすい洗練された外観が魅力です。特に、美容室や雑貨店のようなお客様の雰囲気を大切にする店舗に適しています。
2.4 どの端末を選ぶべきか
選ぶ端末は、店舗の運営スタイルや必要な機能に応じて異なります。初めてキャッシュレス決済を導入したい場合は、Squareリーダーで手軽に試すのも良いでしょう。一方、全ての機能を網羅したい店舗にはSquareターミナルが適しています。さらに、デザイン性を重視する店舗にはSquareスタンドの選択肢があります。それぞれの端末を使い分けて、ビジネスに合った最適な環境を整えましょう。
Square レジスター|オールインワンPOSレジ タッチスクリーン
3. キャッシュレス決済導入のメリット
キャッシュレス決済の導入には、店舗運営における多くのメリットがあります。
ここでは、特に重要なポイントをご紹介します。
3.1 効率的な店舗運営
キャッシュレス決済を導入することで、 レジ対応時間を約35%短縮 することができます。これにより、顧客を迅速に対応でき、待機時間を減らすことが可能になります。結果として、顧客満足度の向上と店内の回転率を高めることができます。
3.2 コスト削減
現金を扱う場合には、現金管理のコストや不正・盗難のリスクがつきまといます。キャッシュレス決済を利用することで、これらのリスクを軽減し、 手数料も明確な一律料金 で管理しやすくなります。初期投資が少なく、運用コストを抑えることができるのも大きなメリットです。
3.3 売上管理が簡単
キャッシュレス決済を導入すると、売上の集計や管理を 無料のアプリで即時に行える ことができます。これにより、日々の業務におけるデータ分析が容易になり、売上のトレンドを把握することが可能になります。
3.4 顧客層の拡大
最近では、キャッシュレス決済を好む顧客が増えてきています。特に、若年層や訪日外国人観光客はキャッシュレスを利用することが多く、これに対応することで 新たな顧客層の獲得 につながります。導入によって、店舗の魅力を向上させ、競争力を高めましょう。
3.5 安定したキャッシュフロー
キャッシュレス決済の利用により、入金タイミングが 最短翌営業日 と早く、キャッシュフローの安定化が図れます。特に、ビジネスの運営資金を効率よく回すのに役立ちます。これにより、仕入れや運営費用に対する柔軟な対応が可能となります。
以上のように、キャッシュレス決済の導入は店舗にとって多くの利点があり、将来的な成長に向けた重要なステップとなります。
4. 手数料や受け付け可能な決済方式
Squareは、さまざまな決済手段に柔軟に対応しており、ビジネスオーナーが最適な方法を選択できるように設計されています。
このセクションでは、手数料の詳細や利用可能な決済方式を詳しく解説します。
クレジットカード決済の概要
Squareの決済端末を使用することで、クレジットカードによる支払いが行えます。最新のタッチ決済技術にも対応しており、対面取引における手数料は3.25%となっています。この手数料は業界内で明確に設定されているため、多くの小規模ビジネスにとって使いやすい特徴があります。また、年間の取引高が5,000万円を超える場合は、特別な手数料が適用されることもあります。
電子マネーとQRコード決済
Squareは、電子マネーやQRコード決済にも対応しており、客側に多くの選択肢を提供しています。対面での決済の場合、これらの手数料も基本的に3.25%です。これにより、顧客は利便性の高い支払い方法を選ぶことができます。
オンライン決済の手数料
Squareは、オンラインでの決済もサポートしており、手数料体系が異なります。
- オンライン請求書を利用する場合、手数料は3.6%です。
- カード情報を手動で入力する際の手数料は3.75%です。
このように、Squareはオンライン決済を含めた多様なサービスを提供し、利用者は異なる状況に応じて便利な決済方法を利用できるようになっています。
手数料の要点まとめ
Squareの手数料は以下のように設定されています:
- 対面決済: 3.25%
- 電子マネー・QRコード決済: 3.25%
- オンライン請求書: 3.6%
- カード情報手動入力: 3.75%
さらに、Squareでは月額料金や振込手数料が発生しないため、顧客が実際に支払うのは決済手数料のみというシンプルな構成がされています。この透明性のある料金体系は、中小企業やフリーランスの事業者にとって大きなメリットとなります。
対応決済ブランドのリスト
Squareでは、主要なクレジットカードや電子マネー、QRコード決済サービスが利用可能です。主なブランドは以下の通りです。
- クレジットカード: Visa、Mastercard、American Express、JCB など
- 電子マネー: Suica、PASMO など
- QRコード決済: PayPay、LINE Pay など
このように、Squareは多様な決済手段を提供することで、顧客に合わせた選択肢を用意しています。
5. Square決済サービスの利用手順
Square決済サービスは、簡単に導入できるよう設計されており、初めての方でも安心して活用できます。
以下に、具体的な手順をわかりやすく説明します。
1. アカウントの作成
はじめに、Squareの公式サイトにアクセスして、無料アカウントを作成します。この際、業種や連絡先といった基本情報を入力する必要がありますが、登録はスムーズで数分で完了します。
2. 加盟店審査の実施
アカウント登録が終わると、自動的に加盟店審査が行われます。審査はスピーディーに行われ、最短で当日中に結果が届きます。メールでの通知があるため、結果を定期的にチェックすることをお勧めします。
3. 決済端末の購入
審査が通過したら、次は決済端末をSquareストアや提携の店舗から購入します。選べる端末の種類には、以下のようなものがあります。
- Squareターミナル
- Squareリーダー
- Squareスタンド
- Squareレジスター
自店舗の特性やビジネスモデルに応じて、最適な端末を選んで購入してください。
4. アプリのインストール
決済端末を使用するためには、Square POSレジアプリをスマートフォンまたはタブレットにインストールする必要があります。アプリはiOSとAndroidの両方に対応しており、簡単にダウンロードできます。
5. 決済の準備
アプリのインストールが完了したら、購入した決済端末とアプリをペアリングします。その後、商品の詳細情報をアプリに登録し、設定が完了すればさっそく決済の準備が整います。
6. 支払の受け付け
実際に支払いを受ける際には、アプリを開き接続した端末を用いて、お客様のカードをスワイプまたは挿入して決済を行います。顧客にはサインを求めたり、暗証番号を入力してもらうことで、スムーズな取引が可能です。
7. 振込の確認
決済が成功すると、指定した銀行口座に翌営業日(休日を除く)に振込が行われます。特に、三井住友銀行とみずほ銀行の口座を利用している方には、迅速な振込が期待できるため、これらの銀行の利用をおすすめします。
このような手順を踏むことで、Square決済サービスを導入し、簡単にキャッシュレス決済を始めることができます。
まとめ
Square決済サービスは、中小企業やフリーランスの事業者にとって非常に使いやすいソリューションといえます。
3つのタイプの決済端末から用途に合わせて選択でき、手数料も明確で安定しているため、幅広い業態で活用できます。
また、キャッシュレス決済を導入することで、店舗運営の効率化や新規顧客の獲得、安定したキャッシュフローの実現など、多くのメリットが期待できます。
Square決済の導入は、事業の成長につながる重要なステップと言えるでしょう。
よくある質問
Squareはどのようなサービスを提供していますか?
Squareは、小規模事業者向けにオールインワンで使いやすい決済端末と各種決済サービスを提供しています。クレジットカード、電子マネー、QRコード決済に対応し、対面取引やオンライン決済を一元管理できる便利なソリューションを実現しています。
Squareの決済端末にはどのようなものがありますか?
Squareには、オールインワンのSquareターミナル、持ち運び可能なSquareリーダー、iPadを活用したSquareスタンドの3つの決済端末が用意されています。それぞれ特徴が異なるため、ビジネスのニーズに合わせて最適な端末を選択できます。
Squareの手数料はどのように設定されていますか?
Squareの手数料は、対面決済が3.25%、オンライン請求書が3.6%、カード情報手動入力が3.75%と明確に設定されています。月額費用や振込手数料もなく、透明性の高い料金体系が特徴です。
Squareの導入手順は簡単ですか?
はい、Squareの導入は非常に簡単です。無料でアカウントを作成し、加盟店審査に合格後、決済端末を購入してアプリをインストールするだけで、すぐに決済サービスを開始できます。スムーズな導入が可能です。