はじめに
いま、「AI × デザイン副業」が静かなブームを起こしています。
中でも注目を集めているのが、AI画像生成ツール「Midjourney(ミッドジャーニー)」を使って、
Tシャツやアートポスターなどのオリジナル商品を作り、ネットで販売する方法です。
昔はデザインスキルがないとブランドを立ち上げるのは難しい時代でしたが、
Midjourneyを使えば、AIがプロ級のビジュアルを数秒で生み出してくれるため、
初心者でも在庫ゼロ・低リスクで“自分ブランド”を作ることが可能になりました。
この記事では、
- MidjourneyでAIデザインを作る方法
- Printifyなどを使った販売の仕組み
- 副業として収益化するコツ
を初心者向けにわかりやすく紹介します。
Midjourneyとは?AIがデザインを自動生成する最強ツール

Midjourney(ミッドジャーニー)は、テキストで指示(プロンプト)を入力すると、
AIが自動で高品質な画像を生成してくれるツールです。
Midjourneyの特徴
- プロ級のクオリティ:フォトリアルからアニメ調まで幅広く対応
- 表現力の高さ:アート・ロゴ・グッズ用デザインなど自由自在
- 商用利用OK(有料プラン):作った画像を商品化・販売可能
- スピード生成:数秒〜1分で4案のデザインを提案
MidjourneyはDiscord上で動作するAIツールで、
「prompt(プロンプト)」という指示文を入力するだけで、自動的に画像を生成してくれます。
AIデザインでブランドを作る流れ

AIツールとPOD(Print-on-Demand)を組み合わせれば、在庫ゼロのブランド運営が可能です。
具体的な流れを5ステップで解説します。
ステップ1:コンセプトと世界観を決める
まずは、ブランドの方向性を明確にします。
「どんな世界観を持つブランドにするのか」が最初の一歩です。
たとえば:
- ミニマルでおしゃれな「英語フレーズTシャツ」
- レトロな「昭和×AIアート」ブランド
- カラフルな「ポジティブメッセージグッズ」
ChatGPTなどを使って「ブランド名」「キャッチコピー」も同時に考えるとスムーズです。
例:ChatGPTに入力
「Midjourneyを使ったAIデザインTシャツブランドの名前を10個提案して」
こうすることで、ブランディングのアイデアがすぐに得られます。
ステップ2:Midjourneyでデザインを作成
次に、実際のデザインをMidjourneyで生成します。
プロンプト(指示文)の例
t-shirt design, minimalist typography, positive message, white background, vector art, clean layout
このような英語の指示を出すことで、AIが商品に合った構図・色合いを自動で作ってくれます。
Midjourney v7では、「–style raw」などのコマンドを使うと、より自然で印刷向きの画像を作ることも可能です。
コツ:
- 背景は白または透過向きに作る
- 解像度は高め(2048px以上推奨)
- 商用利用する場合は有料プランに加入しておく
ステップ3:商品化する(PrintifyやSUZURIを使う)
デザインができたら、それを実際の商品に落とし込みます。
おすすめサービス:
| サービス名 | 特徴 | 商用利用 |
|---|---|---|
| Printify | 海外向け。EtsyやShopifyと連携可 | OK |
| SUZURI | 日本語対応で初心者にやさしい | OK |
| BASE+Canvath | 自社ブランド運営に最適 | OK |
たとえばPrintifyの場合、
Tシャツやトートバッグなど300種類以上のアイテムが用意されており、
画像をアップロードするだけで「商品ページ」が自動生成されます。
さらにEtsy(海外ECサイト)やShopify(自社ストア)と連携すれば、
世界中に販売できるオンラインストアを構築できます。
ステップ4:ブランドショップを立ち上げる
デザインが揃ったら、いよいよ「自分ブランドのショップ」を開設します。
海外向けなら:
- Etsy(https://www.etsy.com/)
→ 英語圏の顧客が多く、AIデザインTシャツが人気。 - Shopify(https://www.shopify.com/)
→ 自分だけのECサイトを簡単に作成可能。
国内向けなら:
- SUZURI(https://suzuri.jp/)
→ ボタンひとつで販売開始できる手軽さ。 - BASE(https://thebase.in/)
→ オリジナルドメインも設定でき、ブランド感が出せる。
ロゴやトップ画像は**Canva(https://www.canva.com/)**を使えば無料で簡単に作成できます。
ステップ5:SNSで発信し、ファンを増やす
販売開始後は、ブランドの世界観をSNSで発信していきます。
おすすめSNS戦略:
- Instagram:ビジュアル重視。モックアップ画像を投稿。
- Pinterest:海外トラフィックが狙える。英語ハッシュタグを活用。
- X(旧Twitter):制作過程やAI生成の裏話を投稿して共感を得る。
投稿例(ChatGPTで自動生成可能)
“AIが作る未来のファッション。あなたの1枚が、世界に広がる。”
#Midjourney #AIデザイン #Tシャツアート
ファンが増えれば、リピーターやSNS経由の売上が安定していきます。
副業で稼ぐためのコツ

1. 商品点数を増やす
AIでデザインを量産できるため、1つよりも20〜30デザインを出品した方が圧倒的に有利です。
数が多いほど、検索で見つかる確率も上がります。
2. テーマを絞る
「犬×英語」「宇宙×ミニマル」など、一貫したテーマでブランド感を出すとファンがつきやすいです。
3. 原価を下げて利益率を上げる
Printifyには月額29ドルの「プレミアムプラン」があり、
全商品の原価が15〜20%安くなります。
月15枚以上売るなら導入する価値があります。
4. Midjourney+ChatGPTで自動化
ChatGPTにプロンプトやデザインテーマを考えさせれば、デザイン作業をほぼ自動化できます。
「AIが働くストア」を構築できるのが、AI副業の魅力です。
まとめ
Midjourneyを活用すれば、誰でも今日から“AIデザインブランドオーナー”になれます。
ポイントは次の3つ:
- MidjourneyでAIデザインを作る
- PrintifyやSUZURIで商品化・販売する
- SNSで世界観を発信し、ファンを増やす
デザインスキルがなくても、AIとネットを組み合わせれば、
在庫ゼロで月5万円以上の副収入を目指すことは十分可能です。
AIが生み出す「新しい副業のかたち」を、あなたも体験してみてください。
よくある質問(FAQ)
Q1. Midjourneyは無料で使えますか?
A1. 無料トライアルは数枚まで。商用利用する場合は有料プランが必要です。
Q2. 生成した画像はそのまま販売しても大丈夫?
A2. 有料プラン契約時は商用利用可能です。ただし他人の作品を模倣したものはNG。
Q3. PrintifyとSUZURIの違いは?
A3. Printifyは海外販売向け、SUZURIは国内販売向けです。目的に合わせて選びましょう。
Q4. 英語が苦手でもEtsyで販売できますか?
A4. ChatGPTで英語タイトルや説明文を自動生成すれば問題ありません。
Q5. SNSで宣伝するときのコツは?
A5. モックアップ画像+英語ハッシュタグ(#AIdesign #tshirtart)を使うと海外からもアクセスが増えます。
紹介ツール・参考リンク
- Midjourney公式サイト:https://www.midjourney.com/
- Printify公式サイト:https://printify.com/
- SUZURI(国内販売サイト):https://suzuri.jp/
- Etsy(海外マーケットプレイス):https://www.etsy.com/
- Canva(デザイン編集ツール):https://www.canva.com/
- ChatGPT(AI文章生成):https://chat.openai.com/
- Placeit(モックアップ作成):https://placeit.net/

