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【構成編】最初の10秒で差がつく!離脱されない動画構成の作り方

はじめに

「せっかく動画を作ったのに、最初の数秒で視聴者が離れてしまう…」
そんな経験はありませんか?

YouTubeなどの動画プラットフォームでは、最初の10秒が命です。
この10秒で「見る・見ない」がほぼ決まると言われるほど、導入部分の構成は重要です。

この記事では、初心者でもすぐに実践できる「離脱されない動画構成の作り方」をわかりやすく解説します。
「つかみ」「展開」「まとめ」など、動画構成の基本テンプレートや、視聴維持率を上げる具体的な工夫も紹介します。

最後まで読むことで、あなたの動画が「見られる動画」に変わります!


1. 離脱されない動画には“構成”がある

離脱されない動画には“構成”がある

なぜ動画構成が大切なのか?

動画のクオリティは、撮影技術や編集テクニックだけでは決まりません。
実は、「構成(ストーリーの流れ)」が最も大切です。

たとえば同じテーマの動画でも、

  • 構成がしっかりしている → 最後まで見たくなる
  • 構成が弱い → 冒頭で離脱される

という大きな差が生まれます。

YouTubeのアルゴリズムでも「視聴維持率」が重視されています。
最後まで見られる動画ほど評価が高くなり、おすすめ表示や検索上位にもつながります。

人気動画の共通点=“わかりやすい流れ”

人気YouTuberの動画を分析すると、どれも「流れがわかりやすい」という共通点があります。
視聴者は「次に何が起こるか」を予想できると安心して見続けられるんです。

だからこそ、「どんな順番で何を話すか」を意識した構成づくりが大切なのです。


2. 基本の3ステップ構成:「つかみ」「展開」「まとめ」

基本の3ステップ構成:「つかみ」「展開」「まとめ」

動画の基本構成は、どんなジャンルでも共通しています。
それがこの3ステップ👇

  1. つかみ(導入):最初の10秒で興味を引く
  2. 展開(本編):ストーリー・解説・実践などを伝える
  3. まとめ(締め):印象に残る結論・次の行動を促す

それぞれを詳しく見ていきましょう。


【STEP1】つかみ(導入)で心をつかむ

最初の10秒で「これは自分のための動画だ!」と感じてもらうことが重要です。
ここをおろそかにすると、どんなに本編が良くても離脱されてしまいます。

導入のテンプレート例

① 問題提起型
「あなたの動画、最初の10秒で離脱されていませんか?」
→ 視聴者の“悩み”を提示して共感を得る。

② 結果先出し型
「この構成を使えば、最後まで見てもらえる動画が作れます。」
→ ゴールを先に見せて期待を高める。

③ 驚き・意外性型
「実は“編集より構成”の方が再生回数に影響するんです。」
→ 意外な情報で興味を引く。

NGな導入パターン

  • 長い自己紹介(誰も知らないうちは興味を持たれにくい)
  • 前置きが長い(テンポが悪く感じられる)

「最初の一言で掴む」意識を持つことが、視聴維持率アップの第一歩です。


【STEP2】展開(本編)でリズムを作る

本編は、視聴者の期待に応える部分です。
ここでは「テンポ」と「流れ」を意識することが大切です。

展開のテンプレート(PREP法)

人気YouTuberがよく使う構成が「PREP法」です。
これは、話をわかりやすく伝える基本構成です。

  1. Point(結論):最初に結論を伝える
  2. Reason(理由):なぜそうなのか理由を説明
  3. Example(具体例):具体的な事例やデータを出す
  4. Point(まとめ):最後にもう一度結論を繰り返す

この流れを意識すると、初心者でも自然に見やすい構成になります。

視聴者を飽きさせない工夫

  • 3〜5分ごとに「場面転換」や「テロップの変化」を入れる
  • 図・写真・Bロール映像を使ってテンポを作る
  • 質問を投げかけて“参加感”を出す(例:「あなたならどうしますか?」)

【STEP3】まとめ(締め)で記憶に残す

動画の最後は、視聴者に「満足感」と「次の行動」を残すチャンスです。
ここがしっかりしていると、チャンネル登録・高評価・再視聴につながります。

まとめ部分のテンプレート

  1. 内容の要約:「今日は“離脱されない構成”を紹介しました」
  2. 行動の促し:「あなたの動画にも、今日の構成をぜひ取り入れてみてください!」
  3. 次回予告・関連動画案内:「次の動画では“タイトルの作り方”を解説します」

視聴者が“次も見たい”と思える締め方を意識しましょう。


3. 人気YouTuberが実践する構成テンプレート例

人気YouTuberが実践する構成テンプレート例

ここでは、実際に人気YouTuberが使う構成パターンをいくつか紹介します。
自分のジャンルに合わせてアレンジしてみましょう。

① 教育・解説系動画の構成テンプレート

  1. つかみ(導入):「知らないと損する○○の方法」
  2. 目的の提示:「今日は、誰でもできる○○のコツを紹介します」
  3. ステップ説明:「1.〇〇」「2.△△」「3.□□」
  4. まとめ:「この3つを意識するだけで〜」
  5. 行動の促し:「チャンネル登録で他のノウハウもチェック!」

② エンタメ・挑戦系動画の構成テンプレート

  1. つかみ:「○○円で△△できるかやってみた!」
  2. 企画概要の説明
  3. 実践シーン(リアクション・展開)
  4. 結果発表
  5. 感想・まとめ

③ Vlog・日常系動画の構成テンプレート

  1. 冒頭で今日のテーマを一言で伝える
  2. 日常の流れ(起承転結)
  3. 小さなハプニングや笑いで展開に変化をつける
  4. 感想・気づきで締める

どんなジャンルでも、「導入で興味 → 展開で満足 → まとめで印象」を作るのが共通点です。


4. 視聴維持率を上げるための具体的テクニック

視聴維持率を上げるための具体的テクニック

視覚的リズムをつくる

  • 3〜5秒に1回は画面変化(テロップ・BGM・ズームなど)
  • カットのテンポを意識して“間延び”を防ぐ
  • 表情やジェスチャーで話の抑揚をつける

音の工夫で集中力を保つ

  • 不要な“えー”“あのー”はカット
  • シーンごとにBGMを変えるとテンポが良くなる
  • 効果音を入れると「場面転換」がわかりやすくなる

構成×編集で「飽きさせない」動画に

動画構成がしっかりしていても、編集でテンポが悪いと離脱されます。
逆に、構成が普通でもテンポ良く編集されていれば最後まで見てもらえることも。

つまり、「構成」と「編集」はセットで考えることが大切です。


5. 離脱率を分析して構成を改善する方法

離脱率を分析して構成を改善する方法

YouTubeアナリティクスを活用しよう

YouTube Studioの「視聴者維持率グラフ」を見ると、
どのタイミングで離脱されているか一目でわかります。

たとえば:

  • 冒頭で急激に下がる → 導入が弱い
  • 中盤で下がる → 展開が単調
  • 終盤で下がる → まとめが長い

このデータをもとに構成を見直すと、次の動画が確実に改善されます。

改善のポイント

  • 離脱が多い箇所に「テロップ」や「ズームイン」を追加
  • 無駄な前置きをカットして“本題に早く入る”
  • 動画時間を短くしてテンポを上げる

「視聴維持率の高い構成」は、経験と分析で磨かれていきます。


まとめ

動画のクオリティを決めるのは、編集技術よりも構成力です。

  • 最初の10秒の「つかみ」で視聴者の心をつかむ
  • 「展開」でテンポよく情報を伝える
  • 「まとめ」で印象と次の行動を残す

この3ステップを意識するだけで、視聴維持率は確実に上がります。

「どんな順番で、どんな言葉で伝えるか」
それが、あなたのチャンネルを成長させる最大の武器です。


よくある質問(FAQ)

Q1. 動画構成を考えるのにどれくらい時間をかけるべき?
A1. 5〜10分の動画なら、構成づくりに30分〜1時間かけるのが理想です。丁寧な構成が完成度を高めます。

Q2. 導入部分を短くする目安はありますか?
A2. 10〜15秒以内が理想です。視聴者はすぐに“本題”を求めています。

Q3. スクリプトは必要ですか?
A3. 初心者は必ず作りましょう。話す順番が整理され、編集もしやすくなります。

Q4. テンプレートを使うと似たような動画になりませんか?
A4. テンプレートは“型”です。中身(話す内容や演出)で個性を出せば問題ありません。

Q5. 視聴維持率は何%を目指せばいい?
A5. 50%以上で合格ライン、60〜70%ならかなり優秀です。短尺動画では70%以上を目指しましょう。

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MWCO
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【学歴】:東洋大学 経済学部経済学科 卒業| 【仕事】:ホームページ制作、WEB解析、ブログ| 【ルーティン】: 黒霧島水割り、プロテイン 【出身地】:熊本県玉名市 【活動拠点】:千葉県船橋市 【好きな言葉】:we are all one