はじめに
「自分の作品で収入を得たい」——そんな夢をAIが叶える時代がやってきました。
近年、AIで生成したアートをNFTとして販売する“AIクリエイター副業”が世界的に注目を集めています。
その中心にあるのが、AI画像生成ツール 「Midjourney(ミッドジャーニー)」。
文章を入力するだけで、プロの画家顔負けのアートを生み出せる革新的なツールです。
本記事では、
- MidjourneyでNFTアートを作る方法
- OpenSeaなどで販売する手順
- AIアートでマネタイズする戦略
を初心者にもわかりやすく解説します。
AIとWeb3(NFT)は、今後数年で「新しい副業の主流」になる可能性を秘めています。
あなたの想像力が、そのまま“デジタル資産”になる世界を体験してみましょう。
1.Midjourneyとは?NFTアート制作に最適なAIツール

Midjourneyは、テキストから高品質な画像を生成できるAIツール。
「prompt(プロンプト)」と呼ばれる指示文を英語で入力するだけで、AIが独自のアートを自動生成します。
Midjourneyの主な特徴
- 圧倒的な表現力:リアル絵画、アニメ、幻想的な風景など、どんなスタイルも再現可能。
- 商用利用が可能:有料プランなら生成画像を販売できる。
- NFT向きの高解像度:アートとしてそのまま販売できるクオリティ。
- 世界中のアーティストが使用:NFT市場でAI作品が増加中。
Midjourneyで生まれたAIアートは、「アートの民主化」を加速させています。
従来の“絵が描ける人だけの世界”から、AIを使えば誰でもアーティストになれる時代へと変わりました。
2.NFTとは?AIアートと相性抜群の「デジタル資産」

NFTとは「Non-Fungible Token(非代替性トークン)」の略で、
ブロックチェーン上で唯一無二の“デジタル所有権”を証明できる仕組みです。
たとえば、AIで作ったアートをNFT化すると、
- 誰が作ったか(作者情報)
- 誰が所有しているか(購入者情報)
- 販売履歴・価格
といった情報がすべて記録され、世界中から購入・転売できるようになります。
AIで作った画像に「デジタル証明」を付与することで、
デジタル作品が“唯一無二の資産”に変わるのです。
3.Midjourney × NFTアートで稼ぐ5つのステップ

ここからは、初心者が実際にAIアートをNFTとして販売する流れを解説します。
ステップ1:Midjourneyでアートを作成
まずはMidjourney公式サイト(https://www.midjourney.com/)にアクセスし、Discordアカウントでログインします。
プロンプト例(AIへの指示文)
surreal landscape, cosmic art, glowing light, 8k resolution, fantasy, masterpiece, trending on artstation
このように入力するだけで、幻想的でNFTに映えるアートが数秒で生成されます。
コツ:
- 「–ar 16:9」や「–ar 1:1」で縦横比を調整
- 「–v 7」などで最新バージョンを使用
- 作品を高解像度化する際は「Upscale」機能を使う
出来上がった画像は、右クリックで保存しましょう。
ステップ2:ウォレットを作成(MetaMask)
NFTを出品するには、仮想通貨ウォレットが必要です。
おすすめは「MetaMask(メタマスク)」です。
MetaMask公式サイト(https://metamask.io/)から拡張機能を追加し、
ウォレットを作成します。
ウォレットはNFTの“財布兼身分証”。
作品販売で得た収益(イーサリアムなど)もここに入ります。
ステップ3:OpenSeaでNFTを出品
NFT販売の代表的なマーケットプレイスが OpenSea(https://opensea.io/) です。
- MetaMaskをOpenSeaに接続
- 「Create」ボタンをクリック
- Midjourneyで作ったアートをアップロード
- タイトル・説明・価格を入力
- 「List for sale」で出品完了
これで、あなたのAIアートが世界中のコレクターに販売される状態になります。
販売形式には、
- 固定価格(Set Price)
- オークション(Timed Auction)
の2種類があります。
ステップ4:SNSで宣伝・ブランド化
NFTは「売る」よりも「魅せる」ことが大切です。
SNSで自分のAIブランドを発信しましょう。
おすすめSNS活用法:
- Twitter(X):NFT業界の主要プラットフォーム。#AIart #NFTcommunity などのタグを活用。
- Instagram:ビジュアル重視で、Midjourney作品との相性抜群。
- Discord:AIクリエイター同士の交流・コラボに最適。
投稿時は、作品名+ストーリーを添えると世界観が伝わります。
“This piece was born from the idea of a dream between reality and AI. Created with Midjourney.”
AI×アート×物語の組み合わせが、NFTでは特に評価されやすいです。
ステップ5:二次流通で“自動収益”を得る
NFTの最大の魅力は、「ロイヤリティ収入(自動報酬)」です。
NFTを販売したあと、購入者が他の人に転売した場合でも、
設定したロイヤリティ(例:10%)が自動的にあなたに還元されます。
つまり、
1作品が人気化すれば、あなたが寝ている間にも報酬が入り続ける仕組みです。
AIアートは大量生産もできるため、作品数を増やすほど収益が拡大していきます。
4.NFTアートをマネタイズするコツ

1. コンセプトを“シリーズ化”する
1点売りよりも、世界観を統一したシリーズ作品を展開した方がファンがつきやすいです。
例:
- “Dream Machine”シリーズ(AIと夢)
- “Neon Spirits”シリーズ(サイバー都市の精霊)
2. 物語やテーマを明確にする
AIアートは一見似た作品が多いので、**「テーマ性」**が差別化ポイント。
ChatGPTで「AIアートの物語を考えて」と依頼するのもおすすめです。
3. コミュニティを作る
NFTではフォロワー数よりも「信頼関係」が重要です。
DiscordやXで交流を続けることで、リピーターや支援者が増えます。
4. AI+手動編集でクオリティを上げる
Midjourneyで生成した画像をそのまま使うのではなく、
CanvaやPhotoshopで微調整を加えることで、独自性と完成度がアップします。
5. 長期目線でブランド化する
NFT市場は日々変化していますが、短期的な転売よりも
「AIブランドを長期的に育てる」方が安定した収益につながります。
まとめ
Midjourneyを使えば、デザインスキルがなくてもNFTアートを生み出し、
世界中に販売できる副業モデルが実現します。
ポイントは次の通り:
- Midjourneyで高品質なAIアートを作る
- OpenSeaでNFT化し販売する
- SNSでブランド発信・ファンを育てる
- 二次流通でロイヤリティ収益を得る
AIとNFTを掛け合わせることで、あなたの創造力が“デジタル資産”になります。
Web3時代の新しいマネタイズを、今から始めてみましょう。
よくある質問(FAQ)
Q1. Midjourneyで作った画像は商用利用できますか?
A1. 有料プラン(Standard以上)で商用利用が可能です。無料版では不可です。
Q2. NFT販売にはお金がかかりますか?
A2. 初回出品時にガス代(数百円〜数千円)が必要です。ただし無料出品対応のブロックチェーンもあります。
Q3. 英語が苦手でもNFT販売できますか?
A3. ChatGPTを使って英語タイトル・説明文を自動生成すれば問題ありません。
Q4. AIで作った作品でも売れるの?
A4. 売れます。実際にAIアートNFTで数万円〜数百万円の取引事例があります。
Q5. 著作権の問題はありますか?
A5. 他人の作品やブランドを模倣するのはNG。完全オリジナルのプロンプトを使用しましょう。
紹介ツール・参考リンク
- Midjourney公式サイト:https://www.midjourney.com/
- MetaMask(ウォレット作成):https://metamask.io/
- OpenSea(NFTマーケット):https://opensea.io/
- ChatGPT(説明文生成・物語作成):https://chat.openai.com/
- Canva(画像編集・ロゴ作成):https://www.canva.com/
- Photoshop(画像補正):https://www.adobe.com/jp/products/photoshop.html

