資産の増やし方

トレード機能で選ぶならどっち?SBI証券 vs 楽天証券の株アプリをプロ目線で分析

はじめに

株取引アプリは、今や「投資のメインツール」と言っても過言ではありません。
特に国内トップの人気を誇る SBI証券楽天証券 は、初心者から上級トレーダーまで幅広く利用されています。

ただし、「どちらが自分に合っているのか?」という点で迷う人は多いはず。
今回は、トレード機能の使いやすさ・分析力・スピードといった観点から、
両者の株取引アプリをプロ目線で徹底比較していきます。


1. 基本性能の比較:SBI証券アプリと楽天証券アプリの全体像

基本性能の比較:SBI証券アプリと楽天証券アプリの全体像

まずは両社のアプリの基本情報をざっくり押さえておきましょう。

SBI証券の株アプリは、「SBI証券 株アプリ」と「SBI証券 Hyper株アプリ」の2種類があり、
初心者向けとトレーダー向けが明確に分かれています。
特に「SBI証券 トレードツール(HYPER SBI 2)」は、
デイトレードやスイングトレードにも対応する高機能分析ツールとして人気です。

一方、楽天証券の株アプリは「iSPEED(アイスピード)」が代表格。
またPC向けには、プロ御用達の「楽天証券 マーケットスピード II」も用意されています。
スマホとPCの連携性が高く、スムーズな注文・リアルタイム分析が魅力です。

項目SBI証券楽天証券
主なアプリ株アプリ / HYPER SBI 2iSPEED / マーケットスピード II
特徴情報量とスピード重視UIのわかりやすさと連携性
向いている人デイトレ・分析重視派初心者〜中級者・ポイント投資派
チャート機能高度(最大20分割)見やすく直感的
注文スピード非常に高速安定かつシンプル

2. チャート・分析機能の違い:リアルタイム情報で差が出る

チャート・分析機能の違い:リアルタイム情報で差が出る

株アプリの「本気度」を測るなら、チャート分析機能を見逃すことはできません。

SBI証券(HYPER SBI 2)のチャート分析

SBI証券 トレードツール」のHYPER SBI 2では、
テクニカル指標が60種類以上分割チャート最大20画面という圧倒的な情報量を誇ります。
複数銘柄を同時に監視し、分足・日足・週足・月足を切り替えてチェックできるため、
デイトレードや短期トレードに最適です。

さらに、板情報・歩み値・約定分析などもリアルタイムで確認可能。
一瞬の値動きを逃さない「プロ仕様」の仕上がりです。

楽天証券(iSPEED・マーケットスピード II)のチャート分析

楽天証券の「iSPEED」も、チャートの見やすさには定評があります。
特にスマホユーザーにとって重要な「操作性と視認性」に優れており、
スワイプ操作で直感的に分析できます。

PC版「楽天証券 マーケットスピード II」では、
Tickチャート・自動描画トレンドライン・気配分析ツールなども搭載。
テクニカル分析を本格的に行いたいトレーダーも満足できる機能性です。


3. 注文機能・スピード比較:秒単位で変わるトレードの世界

注文機能・スピード比較:秒単位で変わるトレードの世界

トレードで最も重要なのが、注文スピードとレスポンスの安定性です。

SBI証券の注文スピード

SBI証券の「HYPER SBI 2」では、ワンクリック注文・板発注が可能です。
また、自動更新される板情報を見ながら瞬時に注文できるため、
スキャルピング(超短期売買)にも対応できます。

注目すべきは、約定スピード。SBI証券はサーバー処理が早く、
多くのトレーダーが「約定の確実性が高い」と評価しています。

楽天証券の注文機能

楽天証券の「iSPEED」も、スマホアプリとしては非常に優秀。
特に「スピード注文機能」では、板情報から即座に成行・指値を選択可能で、
タップ2回で注文完了というシンプルさが光ります。

また、「マーケットスピード II」では、複数気配を同時監視しながら注文できるため、
PC環境ではSBIと同等レベルのスピード感を実現しています。


4. 情報量とニュース配信:投資判断の速さを支える要素

情報量とニュース配信:投資判断の速さを支える要素

どれだけ注文が速くても、情報が遅れては意味がありません。
ここではニュース配信や銘柄情報の充実度を比較します。

SBI証券

SBI証券では、QUICK・時事通信・フィスコ・みんかぶなど、
複数のニュースソースを同時配信。
個別銘柄ごとの「コンセンサス情報」や「業績予測」も充実しており、
ファンダメンタル分析に強い点が特徴です。

また、AIによる「株価トレンド予測」機能も一部で提供が始まり、
短期売買を支えるリアルタイム情報が豊富です。

楽天証券

楽天証券も、ニュースのスピードと質では国内トップクラス。
「ロイター」「株探」「モーニングスター」などのニュースが一元管理され、
特に「決算速報通知」は非常に便利。
自分のウォッチ銘柄に関するニュースをスマホにプッシュ通知してくれるので、
チャンスを逃しにくい仕様になっています。


5. 総合評価:どんな投資スタイルにどちらが合う?

総合評価:どんな投資スタイルにどちらが合う?

最後に、投資スタイル別におすすめを整理します。

投資スタイルおすすめ証券理由
デイトレード・短期売買SBI証券(HYPER SBI 2)板発注・分析機能が圧倒的。スピードと安定性◎
スイングトレードどちらも◎SBIは情報量、楽天は操作性で優秀
長期投資・NISA楽天証券(iSPEED)見やすく使いやすいUI。ポイント投資も魅力
初心者の株デビュー楽天証券直感的操作で学びながら使える
本格派・プロ志向SBI証券テクニカル分析機能が最強クラス

まとめ

「株取引 アプリ 機能 比較」という視点で見たとき、
SBI証券は“情報とスピード重視”のトレード派向け
楽天証券は“操作性と使いやすさ重視”の総合派向けといえます。

どちらも国内大手でセキュリティや信頼性は抜群。
自分の投資スタイル(短期 or 長期)と取引頻度に合わせて選ぶのがベストです。

もし本格的なチャート分析や板読みをしたいならSBI証券、
日常的に気軽に株を楽しみたいなら楽天証券がぴったりでしょう。


よくある質問(FAQ)

Q1. SBI証券と楽天証券、どちらのアプリが初心者向けですか?
→ 操作がシンプルな楽天証券「iSPEED」がおすすめです。

Q2. テクニカル分析に強いアプリは?
→ SBI証券の「HYPER SBI 2」はプロ並みの分析ツールが揃っています。

Q3. スマホだけで完結できますか?
→ 両社とも可能です。特に楽天証券はスマホ操作に最適化されています。

Q4. 手数料やポイント面では?
→ 楽天証券は楽天ポイントが貯まりやすく、日常利用との相性が良いです。

Q5. どちらをメインに使うのがおすすめ?
→ 短期売買メインならSBI証券、長期・積立投資メインなら楽天証券がおすすめです。

ABOUT ME
MWCO
MWCO
【学歴】:東洋大学 経済学部経済学科 卒業| 【仕事】:ホームページ制作、WEB解析、ブログ| 【ルーティン】: 黒霧島水割り、プロテイン 【出身地】:熊本県玉名市 【活動拠点】:千葉県船橋市 【好きな言葉】:we are all one