資産運用

防衛関連が本命?高市銘柄の中核を担う企業トップ5

はじめに:防衛産業が政策の最前線にある理由

2020年代、日本の防衛政策は大きな転換期を迎えています。
防衛費の大幅増額、次世代戦闘機の国産化、そして経済安全保障というキーワード。

こうした動きの中心にいるのが、高市早苗氏の「自主防衛力強化」構想です。
その結果、株式市場では「高市銘柄=防衛関連株」という見方が強まっています。

この記事では、防衛関連の中でも特に注目すべき5つの企業を紹介し、
なぜ今この分野が“政策マネー”の中心にあるのかを深掘りします。


1. 三菱重工業(7011)|日本の防衛中枢を担う総合メーカー

三菱重工業(7011)|日本の防衛中枢を担う総合メーカ

三菱重工業は、防衛産業の象徴的存在。
戦闘機、ミサイル、潜水艦、艦船など、ほぼすべての防衛装備の中心的役割を担っています。

特に注目されているのが、次世代戦闘機「F-X」開発プロジェクト
英国BAEシステムズやイタリアのレオナルド社と共同で進めるこのプロジェクトは、
国家レベルの技術連携として注目を集めています。

また、エネルギー・宇宙分野でも事業を展開しており、
防衛だけでなく「安全保障技術の広がり」を象徴する企業です。

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三菱重工は国策の中でも“王道”。長期チャートでも安定的な右肩上がりを維持しています。
配当+国策+技術力という三拍子が揃った“守りと攻めの両立銘柄”です。


2. IHI(7013)|エンジン・ミサイル分野の実力派

IHI(7013)|エンジン・ミサイル分野の実力派

IHIは、航空エンジンと防衛装備の技術で存在感を発揮しています。
F-35戦闘機のエンジン部品製造を手がけるほか、
迎撃ミサイル「SM-3」や「PAC-3」の開発にも深く関わっています。

また、将来的には宇宙防衛・衛星システムへの応用も視野に入れており、
“空と宇宙の防衛技術”という新たな分野での成長も期待できます。

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IHIは「防衛×エンジン技術」の二軸が強み。
半導体やAIと違い、製品サイクルが長いため、中期的に安定した成長テーマとして見やすい銘柄です。


3. 川崎重工業(7012)|ドローン・無人兵器で次世代防衛を担う

川崎重工業(7012)|ドローン・無人兵器で次世代防衛を担う

川崎重工は、防衛装備に加えて「無人化・AI兵器化」の領域で注目されています。
戦車や潜水艦などの大型装備だけでなく、ドローン型偵察機や無人ヘリなどの研究も進めています。

また、エンジン事業や船舶事業でも防衛需要が拡大しており、
高市氏の「テクノロジー主導の防衛構想」に直結する存在です。

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ドローン・無人機は“次の成長セクター”。
AIや画像解析技術の進化とともに、テック系防衛銘柄として注目が集まりやすいです。


4. SUBARU(7270)|防衛×航空のハイブリッド企業

SUBARU(7270)|防衛×航空のハイブリッド企業

SUBARUといえば自動車の印象が強いですが、
実は防衛省向けの航空機製造で長年の実績があります。

特に、陸上自衛隊向けのヘリコプター「UHシリーズ」や、
航空自衛隊の輸送機、訓練機などを手がけており、
“空の防衛ライン”を支える重要なプレイヤーです。

民間部門ではスバル車のグローバル販売も堅調で、
防衛依存度が低い分、バランスの取れた防衛関連株として位置づけられます。

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SUBARUは自動車銘柄の中でも防衛関連を持つ希少な存在
業績リスクを抑えながら国策テーマに乗る“安定ポートフォリオ銘柄”です。


5. 日本電産(6594)|モーター技術で防衛産業にも進出

日本電産(6594)|モーター技術で防衛産業にも進出

日本電産(Nidec)は一見、防衛とは縁遠い企業に見えますが、
近年では防衛用モーターや無人機駆動システムなどに関わる動きが見られます。

政府が推進する「防衛×産業連携」の流れの中で、
精密モーターやAI制御技術を持つ企業の参入が期待されています。
つまり、“テクノロジー防衛”という新分野の潜在力を持つのです。

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高市氏が掲げる「技術で守る国家」というビジョンに最も近いのが日本電産。
防衛だけでなく、EV・ロボットなど多領域で政策支援を受けやすい点も強みです。


政策支援が続く限り「防衛テーマ」は長期化の可能性

政策支援が続く限り「防衛テーマ」は長期化の可能性

防衛関連株は、短期では“地政学リスク”に反応しやすいですが、
高市氏のように政策で明確に方向性を示している場合、
政策サイクルが数年単位で続くことが多いです。

特に2025年度予算以降は、

  • 無人兵器・AI防衛システム
  • 宇宙・サイバー防衛
  • 民間企業の参入支援制度

といった新分野が拡大する見込み。
つまり、「第2波の防衛テーマ」がすでに始まりつつあります。

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防衛関連は値動きが重い時期もありますが、長期的には国策が下支えします。
銘柄を分散し、数年スパンで保有することで恩恵を得やすくなります。


まとめ:防衛関連は“政策の中核”を担う高市銘柄の本命

「防衛」は高市銘柄のなかでも最も国策色が強く、
同時に日本の安全保障・技術発展を支えるテーマです。

三菱重工・IHI・川崎重工・SUBARU・日本電産――
これら5社はいずれも政府の長期戦略と連動するポジションにあります。

株価は短期で上下しますが、
「国策に売りなし」という言葉の通り、
中長期では日本の未来を支える“安心と成長”のテーマになるでしょう。


よくある質問(FAQ)

Q1. 高市銘柄の中で防衛関連が特に注目されるのはなぜ?
A. 国家予算の拡大や安全保障政策の転換で、最も直接的に支援が入る分野だからです。

Q2. 防衛株は長期投資に向いていますか?
A. はい。景気に左右されにくく、政策で支えられるため長期保有にも適しています。

Q3. 防衛関連株はどこでチェックできますか?
A. 証券会社のテーマ別検索(楽天証券・SBI証券など)で「防衛関連」で検索できます。

Q4. 値動きが大きい時の対策は?
A. ニュース直後はボラティリティが高くなりやすいため、数回に分けて購入するのがおすすめです。

Q5. 他の政策テーマと組み合わせて投資するなら?
A. 通信や半導体など「技術系高市銘柄」と組み合わせると、バランスが良くなります。


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【学歴】:東洋大学 経済学部経済学科 卒業| 【仕事】:ホームページ制作、WEB解析、ブログ| 【ルーティン】: 黒霧島水割り、プロテイン 【出身地】:熊本県玉名市 【活動拠点】:千葉県船橋市 【好きな言葉】:we are all one